aki高齢を機に、車の運転免許証をいさぎよく自主返納しました。
すぐ近くのスーパーでさえも、自動車を運転して出かけていた私にとって、いささか不便を感じ、老をつくづく思うことがあります。

その反面、いいままで余り乗らなかったバスや電車、それに徒歩による移動は辺りの景色をゆっくり眺めながら、行き交う人々をウォッチングしながら、新たな発見がここかしこにあり、味なものです。

ちかごろ電車に乗りますと、「ポケモン・ゴー」という、リアルとバーチャルを行き来しながら楽しむことのできるゲームがはやり、それを車内でしているらしく、しきりと画面上で指を走らせている方々が多く見受けられるようになりました。

しかし若者たちに話しをよく聞いてみますと、どうもそればかりではないようです。
「ポケモンゲーム」以外にも、これから訪れる先のお店を検索したり、届いたメールのチェックと返信をしたり。
なかには電子書籍を読んでいたりしているということです。

なるほどと思いました。
ゲームで戯れている人ばかりでないらしい。
インターネットの普及によって、時代も変わったものだとつくづく思う。

ついこの間も若い作家さんとこんな会話しました。
「近頃、スマホで作品を写真に撮る来客が増えました。写すよりもその場でご自分の目でじっくりしっかり作品を眺めて、感動を味わって感性を豊かにしてほしいと思うのですが…」と。

すると若い作家さん曰く「写真にとって、自宅でふたたび現場を思い出しながら写真を眺めるのも、それはそれなりの感性の豊さをはぐくむ一助になるのではないでしょうか」と、新しい事象を肯定的に捉えた答えが返ってきました。

またまた、ここでもなるほどと思いました。
そして若い人たちの、ネット社会に順応しながら素直に成長している様子が頼もしく思いました。
今、インターネットの進化で時代が大きく変わろうとしています。
私もその時代の変化の波に乗って、かつてのマイカーよろしく「スマホ」という未知なものに、新たな発見を求めて、急がず焦らずゆっくりと挑戦しましょうと、わたしのなえた指が動き始めています。