インドの手仕事
彼女の衣のブランド名でもあるSindは旧インド(現パキスタン)のシンド地方に由来しています。
ここはインダス文明の発祥の地であり、以前より綿の産地として知られています。

インドは国中が布の産地ともいえるほどで、訪れるたびにあたらしい布や染との出会いがあった。
現在、柿渋染めに使用している布はすべてインドの手織りの布で、産地ごとに異なる多様な布を集めています。

「自然の息づかいが聞こえてきそうな、生命力のある布。
そうした美しい布に出会うと、染のデザインが浮かんでくるんです。」 とシンド 原口良子は語っています。
sind004

 柿渋染めの衣
太陽の光に触れると色づきます。通常の染とは異なる柿渋染の性質は、 聞くくほどに不思議なものでした。
古来、生活用具の補強的な染料としてわが国で使用されてきた柿渋を、イ ンドの手織りの布に染め、独特の風合いを生み出しています。
インド各地で薄絹やざっくりした綿などの布を求めて、ぼかしや絞り、 段 染をほどこし、さらに柿渋を染め重ねるという自在な仕事ぶりには目を見張 らされます。
sind002 sind003

ギャラリーにお越しいただいて、布の持つ質感や色、衣のフォルムを存分 にお楽しみください。